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代替医療のトリック [ サイモン・シン ]のレビューは!?

年齢不詳さん
薬に弱いのでハーブティで対処したり、矯正のためカイロプラクティックに通っているので、「代替医療は病気の治療として効果があるのか」というテーマにひかれて購入。臨床試験の結果や、全く健康な人を代替医療従事者に連れて行き、とんでもない診断結果をもらうというドッキリ並みの実験も含み、科学的根拠を吟味して結論が述べられて、かなり参考になります。 個人的意見ですが、この本では、治療はまずは安いし安全な通常医療を試してから、と述べてますが、私の脊柱管狭窄は整形外科では治りませんでした。副作用の出る薬だけでさらに体調が悪化しただけ。足の痛みや痺れ、歩行困難も治療してくれたのはカイロプラクティックです。(でも、自立神経系まで治るという謳い文句は、この本の言う通り効果はないです。) 普通の医者が治してくれないから、わらにもすがる気持ちで代替医療に頼る患者が多いわけです。素人の私達には、プラセボ効果だけで本当の治癒には結びつかなニセモノ治療や、いい加減なヨイショ記事を見分けるのは難しいですから、一部しか読まれないお堅い論文より、信頼できて役に立つ情報がもっとたくさんもたらされたら、と思います。

40代 男性さん
サイモン・シンがこんなテーマの本を書くとはビックリしました。今の世の中、怪しい商売の方が儲かってるようです。インチキを白日の下に晒して、真っ当な人達が報われる世の中になってほしいものです。

年齢不詳さん
代替医療とは科学的に効果が認められていないか、もしくは調査がされていないもの。 効果のあったものは医療に組み込まれて、代替医療とは呼ばれなくなる。 逆に「首に行うカイロプラティクスは頸動脈を損傷する恐れがあり脳梗塞の原因にもなる」のようにデメリットのある治療もあるということで代替治療を盲信して一般治療を排除してはいけない。 話は変わりますが、英国式リフレクソロジー(足裏マッサージ)でチェーン店があります、創業者の話で「英国式」の名前は権威がありそうだから付けたとテレビの特集でやっていました。中国4千年も英国式も名前だけなのでしょうか。

年齢不詳さん
まださらっとしか読めていませんが、結構高い本ですよね。 マッサージ系は、私は医療としては捉えてなかったので(気持ちが良かったり、ほぐれたりすれば良い)、医療という観点からの分析は新鮮でした。

20代 男性さん
○○療法(たとえば鍼灸など)が誕生した背景、効果の有無を検証した研究レビューなどが書いてあるので、代替医療に関する見識が深まることは間違いありません。深まるどころか、自分の場合は「全然科学的な根拠のないところから誕生したのだから、効果なんかあるわけないじゃないか!」と紛糾してしまいました。 古くからある療法は、つまりは医学の進んでいない頃の理論がベースなのだから、現在の科学からすると「科学的ではない」と感じるのは仕方がないのですが。むしろ、そこに疑問すら持たないのが問題かもしれないです。

40代 男性さん
サイモン・シン氏は量子物理学者ですが、この手の本を書く方ではないようです。「科学的根拠にもとづいた評価」をあらゆる代替補完医療についてなされています。ハーブやサプリメント、鍼灸治療については比較的好意的に書かれています。しかし、全体をとおして言えることは、この手の医療は「プラセーボ効果以上の効果はない」という評価で、後半は医療関係者らの批判や代替治療家たちへの批判などが書かれています。かつてマルクスが、すべての労働者が革命のためにたちあがることを鼓舞したように、代替医療にはまる患者さんたちに、「世界の患者さんたち、真実にめざめなさいよ」と言っているようでもあります。 もともと代替医療というのは、西洋医学を補い助けるものですから、メインにたつことはありえません。そのような理解を助けるものとして本書をすすめます。しかし、これらを鼻からすべて否定して、捨ててしまうと治療の選択肢は著しく狭められたものになるでしょう。その点、この書籍は現場を知らない学者レベルの意見にとどめるべきで、それ以上の批判は必要なかったと考えます。

30代 女性さん
主人の探していた本を見つけたので購入。仕事で使うと言っていたので自分は読んでいないのですが主人は満足していたようです。

30代 男性さん
著者の考えに賛同します。 家族にも薦めました。 より多くの人に読まれることを願います。